洋裁が得意だった祖母。
ミシンの前に座り黙々と作業する祖母の姿は、
僕たち家族の日常の一部だった。
まずは掛かりつけの医師か救急(119番)に連絡し、それから弊社にお電話下さい。
まずは弊社にお電話ください。
弊社の方で遺影を作成します。なるべくお顔がはっきりと写っているものをご用意下さい。
市役所へ提出する死亡届に必要です。シャチハタではなく認印をご用意下さい。
故人様を搬送するには、医師が記入した「死亡診断書」が必要です。病院等でお受け取り下さい。
宗教(仏教・キリスト教など)や宗派の確認、お手次寺はあるかを確認します。
一般的にはご自宅の仏間が多いですが、弊社にも安置場所がございます。
ご親戚、ご友人・お知り合い、ご連絡先などの連絡名簿があると便利です。
その他準備しなければならないことや葬儀の流れなど、
ご不明点は弊社スタッフが丁寧にご案内いたします。
些細なことでもどうぞお気軽にご相談ください。
これからはじまる物語は、
お客様から実際に頂戴した
お手紙をもとにしたものです。
みなさまにとってのお葬式が
「ありがとう」があふれる、
あたたかく幸せな式になりますように。
STORY1
洋裁が得意だった祖母。
ミシンの前に座り黙々と作業する祖母の姿は、
僕たち家族の日常の一部だった。
最期は入院生活が長く、
その光景も記憶から遠のいていた。
小さくまあるい背中がなつかしい。
家族と語るそんなとりとめのない思い出話を
静かに聞いた後、プランナーは
「ご愛用のミシンを飾ってはいかがですか」
と提案してくれた。
葬儀会場にミシン?と
正直僕たちは半信半疑。
飾ってもらえるならと、軽い気持ちで了承した。
でも当日実際に飾られているのを見た瞬間、
ミシンを操る祖母がすぐそこにいるようで、
思わず涙がこぼれた。
幼稚園に入る時、靴袋も絵本袋も
全部祖母が縫ってくれた。
僕が喜ぶように車のアップリケもつけてくれて、
とってもお気に入りだった。
夏は祖母の仕立ててくれた白いシャツに
袖を通すのが楽しみで、
洗濯後にまだ乾いていないと、
母に文句を言っていた。
いろんな思い出が一気に押し寄せ、
心が溢れそうになる。
大きくなってからは祖母の手作りが
恥ずかしくて、なかなか
着ることができなかった。
思い返せば、僕は祖母にちゃんと
お礼を言ったことがあっただろうか。
「ばあちゃん、ありがとう」と
強く思いながら手を合わせる。
遺影の祖母が
「わかってるよ」と笑った気がした。
資料請求いただいた方にはDaiko Storyを
収録した会社案内を差し上げております。
お問い合わせフォームから資料請求を選択し、
お客様情報をご入力くださいませ。